イラスト作家さんに会いに行きました漢字が覚えにくい子たちへのアプローチ

2024年11月20日

不登校を減らすポイントは自動判定システム

IMG_5481 (2)
不登校の子どもたちがどんどん増えています。

この子たちに、やる気!をださせるために、親も学校もあれこれ、あれこれ、あれこれさせようとする。

けれど、何にもしない・・・・。
大人が、「大丈夫できるから」「やってみようヨ」といくら励ましても、やらない。

なぜなら、自分の中での自動判定システムが、ムリと判断しているから。

この子ども自身がもつ自動判定システムですが、私は、「かなり正確」だと思います。

実際に、本人が「ムリ」と思うことをさせると、できないし、教えても分からない・時間がかかる・身につかないと、苦しいのですよ・・・

しないのには、それなりの理由があります。

だから、この自動判定システムをかえること

ここから始めないといけないのです。

元気学園にきて、目がうつろで、言葉を発するのもできないほどの意欲を失った子どもたちが、みんな、一気にやる気を出し始めます (´▽`)。

それはなぜか?というと、この、自動判定システムの書き換えをしているからです。

「自分にもできるかも?!」と思わせるのが天才的に上手な先生とスタッフたちの刺激で、

なぜか、「やってみよう!」とがんばる子になっていく。
努力を始めるのです。

いやぁ〜、本当に、なぜか?なのですよ。

子どものことをとてもよく観察して、その子の能力と性格にあわせて、ちょうどいい具合に、本人に声掛けをしたり、みんなに聞こえるように刺激したり、他の子に教えているふりをしてその子が動くようにしたりと、いろいろな手法をつかって、

気付くと、不思議に、驚くほどやる気になっていく

子どもたちが、「あの子ができるなら、自分にも!!」と、思っちゃうんですよ。

こうして、<ムリ→できる>に自動判定システムを書き換えていきます。

全国にいる不登校の子どもたち、この自動判定システムを書き換えてあげたら、激減すると思います。

P.S.
これは、お母さんと離れることで、とても大きな効果があります。
なぜなら、家と学校が、この<ムリ>という自動判定システムをつくりあげているからです。
なぜ、壊したか?を知ることも、子どもを理解するのに価値があることです。

写真は、海が見える農園のみかん。
色づき始めました。
今月末から来月に収穫できそうです。

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ    人気ブログランキングへ
不登校、頼ってみるのもいいものだ [ 小林 高子 ]楽天


不登校になったら最初に読む本 楽天

genki_gakuen054 at 09:50│コメント(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 不登校の原因を解明 

この記事へのコメント

1. Posted by 中2KK母   2024年11月21日 13:14
自動判定システムのお話、とてもわかりやすかったです。
特に小学校高学年頃、できると判定するレベルが下がったように思います。
今は、おかげさまで「できる」が少しずつ増えてきています。いつもありがとうございます。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
イラスト作家さんに会いに行きました漢字が覚えにくい子たちへのアプローチ

体調不良のある不登校のためのフリースクール 【元気学園】不登校365日対応